2005年1月 9日

「イグアナの娘」第十話・最終話

ずいぶんと間が開いてしまいましたが、決着をつけてほしいというメールをいただいたので、なんとか完結させようと頑張ってみます(実はずいぶん前に見たのでだいぶ記憶が薄れていますが…(^_^;)。

家を出て独り暮らしを始めたリカ。母は「許さない」と言ったが、父は、リカとゆりこは少し離れた方がいいと判断して、独立を許したのだった。

それにしてもリカ、高校生なのにまさに「独立」…。コンビニのバイトに深夜の交通整理のバイト。つまり、家賃も自分で払うってことなんでしょうねぇ。

交通整理のバイトをしているところに昇が通り掛かってお互いにびっくり。
夜遅く一緒に話をしながら帰ってくるところを、リカの様子を見に来たゆりこに見られ、ゆりこは「結局勝手なことをしたいだけじゃない」と誤解する。

その後どんどん明るくなっていくリカに対して、南の島の絵を見たり、夫の昔の日記を読んだりしながら、自分がイグアナだったことを思い出しつつどんどん落ち込んでいくゆりこが対照的。

そんなリカを見ながら、昇は自分の気持ちを改めて確認し、ある日、リカに「一緒にボストンに来てほしい。好きなんだ」と告白する。
いくらなんでも唐突とは思うけど、それにすぐに応えてしまうのがリカ。

早速両親に「昇くんと一緒にボストンに留学したい」と申し出る。独り暮らしは許した父も、さすがに今度はそう簡単に許可しない。でも、リカは食い下がる。最終的には、ゆりこが放心したように「リカ、ボストンへ行きなさい」と言ったことで決着する。あんなにリカを手放すのをいやがった母が「行きなさい」と言ったことで、父も反対できなくなってしまう。
そしてその直後「そうだ、今度のお休み、一泊でいいからみんなで旅行しない?」とゆりこの提案。また何か企んでいそうな雰囲気…。

湖のある高原(だろうか)。四人で楽しく過ごす青島一家。どうもこういう光景はこの家族に似合わなくて…。特に、リカとゆりこがいい感じでいると、絶対次に何かある、と思ってしまいます。
そして、案の定、翌朝リカが目を覚ますとゆりこがいない。湖の方に探しに行くと、湖畔にたたずむゆりこ。そのゆりこの口から出た言葉は「リカ、一緒に死のう」だった。
(ここまで第十話。)

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2004年11月21日

「イグアナの娘」第九話

「次回はすぐ見よう」なんて書いておいて(実際すぐ見たんだけど)、またまた書くのが遅くなってしまった。

前回の続き。三上が交通事故にあったと聞いて病院へ駆けつけるリカ。三上の母が「頭を強く打ってるらしくて」と手術室に顔を向ける。「いつもはすごく慎重な子なのに、無理やり道路を渡ったりして…。あの子、どうしちゃったんだろう」と頭を抱える母の言葉を聞いてリカは、待ち合わせの約束をしたときに「遅れないでよ」と言ったことを思い出し、「私のせいだ…」と思い込む。そして手術室から出てくるドクター。「残念ですが…」。泣き崩れる母。呆然と立ちすくむリカ。

リカは自分の部屋から出ることができず「私のせいだ。私は人を不幸にするんだ」と自分を責め続ける。三上の告別式にも出られず、学校にも行くことができない。まみは昇に「うわごとみたいに『私のせいだ』って言ってて」と相談するが「あいつが来てから青島どんどん変わっていったから、きっと誰にも言えないことも相談できたんだろう」と同情。「お姉ちゃん、可哀相…。やっぱり私がしっかりしなくちゃ!」。去ろうとするまみをかをりがつかまえる。「学校には無理やりでも連れてきたほうがいいよ。つらいからって休んでると、どんどん来にくくなるのよ、学校って」と言う。自分の経験からの彼女なりのアドバイスなのだろう。

家では、母が「あれはあなたのせいじゃない、事故なのよ」と珍しく慰めるが、リカは聞く耳を持たない。そんなリカに「やっぱりあなたには無理なのよ。友達とか、恋とか」と言う。結局、イグアナ姿の娘と長いこと向き合っているのは苦痛らしい。

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2004年11月12日

「イグアナの娘」第七話・第八話

なんとなく書きそびれているうちに、どんどん溜まってしまっているので、今回は手抜きで二話まとめて…。

第七回はかをりの過去が明かされる。小学生くらいの男の子がボールを追って車道に飛び出すのを見て、思わず助けに走るかをり。それまでの彼女のキャラからは意外に感じられる。

普段休まないかをりが学校を休んだのを不審に思い、時計の日付を見て何か思い当たる昇。この日はかをりの弟の命日だった。かをりの弟は数年前に交通事故で亡くなっていたのだった。かをりの両親はその頃互いに浮気をしていて、その日もお互い別の相手と一緒にいて、息子の事故の責任をなすりあって離婚したそうだ。そして、かをりはどちらとも一緒にいたくない、ということで独り暮らしをしていることが判明。

一方、どんどん信頼関係を深めているリカと三上。ある日、二人はいつもの河原で話をしているが、三上が「そろそろ話してくれてもいいんじゃない? 何を抱えてるの? 私ならたぶんわかってあげられると思う」と切り出すと、リカは逡巡しながら、やはりどうしても本当のことが言えず、黙り込んでしまう。すると「そんなに私のことが信用できないの。友達になれたと思ったのに。あんたのそういうとこ、大っきらい。さよなら」と三上は去ってしまう。セリフだけ起こすと唐突なようだけど、実際には、彼女のいらだちがよく伝わってきた。いくらなんでもウジウジしすぎだもん>リカ。

翌朝学校であっても、三上は知らん顔。それどころか、ずっとリカに対して怒っている、という態度をとっている。寂しくてたまらないリカ。一度「友達」の存在を知ってしまったリカには、つらい。そして、自分と向き合うことから逃げるのをやめる決意をする。

さらに翌日、リカは思い切って三上に声をかける。「私、変わりたい。強くなりたい。だから、助けてほしい」と。「できるの?」と冷たい三上。必死にすがりつくリカ。途端に吹き出す三上。怒っていると見えたのはポーズだった。

そして、三上に背中を押されながら、リカは映画のチケットを買い、昇を誘う。チケットを買うときも、渡すときもガチガチなのが可愛い。必死にチケットを差し出すリカにあっさり「いつにする?」と聞いてくる昇。幸せそうなリカ。

デート当日。いそいそと駅に出かけていくリカ。改札の前で待つ。

その頃、昇はリカに会いに行く途中で、母親と一緒のかをりを目撃。かをりの母親は再婚するらしい。それで「これからはお父さんを頼りなさい」と言いにきたという。さらに追い打ちをかけるように「弟のことで私を責めるのはお門違いよ。あの子を一人にしたのはあなたでしょう。弟を殺したのはあなたよ」と、母親とも思えないような言葉。いくらドラマといっても、これはちょっとないんじゃないの?、とこの鬼母に憤ってしまう。

深く傷ついたかをりに近づく昇。昇に気づいたかをりは、弟が一人で外に出たのは、母親が言う通り、自分が弟のグチを聞きたくなくて、帰るのを遅らせたからだと自分を責め、泣きじゃくる。慰める言葉もない昇。そしてかをりは「一つだけお願いがあるの。今日だけでいいから、一緒にいてくれないかな?」

またですか? この人のこの言葉に、リカが何度泣かされたことか。と言っても、今回はリカとの約束のことは知らなかったみたいだし、実際一人でいるのがつらかったんだろうけど。

そんなこととは知らずに昇を待ち続けるリカに、母の声。「岡崎君なら来ないわよ。電話があったの。用事ができたんですって」。携帯が普及してない時代だからねぇ。今だったらまた違った展開なんだろうけど。

母と一緒に帰る途中で、かをりと一緒の昇を見かけてショックを受けるリカ。「岡崎君だってやっぱり迷惑なのよ。あなたみたいな子につきまとわれて」と追い打ちをかける母。リカが大事に持っていた、前回遊園地で昇と一緒に撮った写真を破り捨てる。そんな母に「私だって幸せになりたい。私だって『生きてて良かった』って思いたい」とすがるリカ。なのに母は「昔、あなたを殺して私も死のうとしたことがあるの。そうしていたら、私もあなたも幸せだったのかも…」とたたみかける。母が自分を殺そうとした、という事実に愕然とし、その場から走り去ってしまうリカ。その夜、リカはいつまでも帰って来なかった。(ここまで第七回)。

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2004年11月 7日

「イグアナの娘」第六話

先週、このエントリーを書きかけて、半分くらい書いたところで全部消えてしまった…。

そのショックを引きずって、ここまで何も書かずに来てしまったが、そろそろ重い腰を上げないと、第七回の視聴もできずにいるので、頑張ってみようと思う。

今回は久々に、現在のリカとその娘のシーンから。「イグアナ姫かわいそう」と泣きじゃくる娘。「ゆりこ、どうした?」と聞く母のリカ。そうか、リカは自分の娘に母と同じ名前をつけたわけね。「きっと、今悲しいのは、あとで幸せになるためなんだよ」と娘に言い聞かせるリカ。

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2004年10月22日

「イグアナの娘」第五話

ここのところ帰りが遅かったので、なかなか見る時間がとれなかった。ようやく第五話。

実は先週の第四話の最後近く、リカが昇のそばに走って行って、ゴールするまで横で一緒に励ます、というシーンに、ちょっとしらけてしまったことも、放映直後にすぐ見よう、という気が起きなかったひとつの理由かもしれない。

そのシーンのフラッシュバック、そしてゆりこが鏡の中にイグアナを見て倒れるシーンからスタート。

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2004年10月18日

「イグアナの娘」第四話

なんだか毎日慌ただしくて、書きかけの状態でずーっと時間が経ってしまった。このままでは今日放映の第五話に記憶が上書きされてしまうので、なんとか今のうちに…。


(10/13)
ここ何日か精神的にささくれだっていて、何をするにもイライラする。なぜだろう? 天気のせいだろうか?


とりあえず気を取り直して、第四話を見る。

昇の練習風景を見ているリカ。小学校の時に、昇の応援に来たときのことを思い出している。マミと一緒だが、マミは飽きてしまって帰りたがるのを「もうすぐだから」となだめて見ていた。その頃からずっと、リカは昇だけを見てきたのだろう。

生物の授業中、珍しい動物のスライドを見ていて、ガラパゴスイグアナが出てきたところで失神し、早退するリカ。リカが家で寝ていると、昇が訪ねてくる。ゆりこは玄関先で追い返すのかと思いきや、「上がって」と昇を招き入れ、お茶を入れる。

ゆりこの背中に向かって「イグアナってなんなんですか?」と訪ねる昇。小学校の時に図書館の生物図鑑でイグアナを見たリカが倒れたのを覚えていたのだった。あと、自殺未遂の時にもうわ言で「私はイグアナだから」と言っていたとか。ハッとするが「嫌いなんでしょう。気持ちが悪いから」とごまかすゆりこ。

ゆりこの「岡崎君は、リカのなに? 恋人? またはその可能性は?」に、昇は「そんなんじゃありません」。すかさず「だったら、リカとこれ以上親しくならないでほしいの」。

ゆりこが何を考えているのか、いつも表情を探ってしまうのだが、割合わかりやすい表現をしていても、複雑な感情の動きについていくのが難しい。リカに対しては大概険しい顔をしているが、時々フッとすごく優しい表情になる。リカはいつもこの母親の顔色を伺って過ごしている。いつもいつもビクビクしながらも、できればいつもこの優しい顔を見ていたいと思うのだろう。

リカの家を出た昇は、雨の中、何かを忘れるように一人で練習に没頭するが、足をすべらせて捻挫してしまう。

翌日、練習中の昇を訪ねたかをり。「あの時、昇と青島さんがキスしてるの見ちゃった」。うろたえる昇に、リカと三上が通り掛かったのを確認してキスするかをり。リカだけでなく、中谷も、マミも見てしまう。「何するんだよ!」とはねのける昇に「私の方が長かったね」とシラッと言うかをり。それって長さの問題?、と突っ込みたくなるのだが。

父の動物病院でウサギを抱っこするリカ。ここで難産の末生まれたとか。父が「リカが生まれたときもすごい難産で、ママ大変だったんだ」と言うと、リカはちょっと驚いて「生まれる前から心配かけてごめんなさい」とおどける。父や、父のアシスタントさんとは、ごく普通に、冗談を言いあったりもできる。この父の存在がなかったら、リカはもっと卑屈になっていたのかも。

その帰り道、一人になったリカをかをりがつかまえ「私、あなたみたいな人大っきらい。昇が私以外の人を好きになっても仕方ないけど、あなただけはイヤ!」と言い放つ。通り掛かったゆりこが影でその話を聞いていたが、その時はなぜかすごく優しい表情だった。まさかリカがけなされているのが嬉しいとも思えないが。

夜、お風呂から上がったリカに、呆然と何かを考えていたゆりこが「お母さん、今日岡崎君に、リカとこれ以上親しくならないで、って頼んだの。良かったでしょう?」と優しく言う。リカは愕然としたけれど、すぐににっこりして「お母さん、私は恋愛なんてできっこないから。大丈夫だから」。安心したように微笑んで「もう寝なさい」とゆりこ。珍しく穏やかな母子の会話。

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2004年10月 5日

「イグアナの娘」第三話

ひょっとして最近「イグアナの娘」のことしか書いてない?

はまり度が高いので、つい放映当日に見てしまう。というわけで、第三話。

初めて、リカの笑顔がたくさん見られた。

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2004年10月 3日

「イグアナの娘」第二話

以下の文は9/29に書き始めたのだが、今更アップ。書き終えたのが今日なので日付は今日で。


一昨日第一話を見たばかりなのに、第二話がすでに録画されていたので続けて見てしまった。ひょっとしたら、「新選組!」より真剣に見ているかもしれない…。同時に「24(第1シーズン)」もFOXで始まって見始めているが、ハマリ度は今のところこっちの方がはるかに上。

岡崎昇への思いを募らせながら、彼も自分がイグアナだと知ったら…、と思い悩むリカ。志望大学を東都大に決めたものの、それを書いた進路調査票を橋本かをりに拾われ「昇と同じ大学に行くつもりだ」と誤解され、クラスメートの面前で過去の自殺未遂のことと併せて暴露されてしまう。

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2004年9月28日

「イグアナの娘」

夫に頼んで録画してもらってあった「イグアナの娘」第1回をようやく見た。

これは96年にテレ朝で放映されて、かなり話題になったドラマだが、私は当時、途中から、それも時々しか見られず、できれば1回からちゃんと見たいと思っていた。原作の萩尾望都のマンガも読んだが、これは設定だけ借りた別物。

今月に入って「テレ朝チャンネル」放映が始まったのを知り、時間はないけどチャンスもなかなかないから、と録画してもらったのだった。

それでも、見るまでは「このまま見られなかったらしかたないか」くらいに思っていたのを、時間ができたので見はじめたら、もう…テレビの前から離れられなくなってしまった。

第一回は、いつもエンディングで流れていた母と娘のシーンから。なるほど、最初から、母親になったリカ(菅野美穂)が娘にお話を聞かせる、という設定だったわけだ。それで、最終回に同じところにつながる、と。(ちなみに最終回は見た)。

最初はゆりこ(川島なお美)の出産シーン。川島なお美さんの若作り(!)に驚きつつ、生まれた子がイグアナに見えて、どうしても愛することができない、というところから話はスタート。

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