2008年1月22日

流される人々

学校の緊急連絡網がメールになるらしいです。いわゆる「メルマガ」のようなシステム。学校相手にやっている業者がいて、隣接校で使っているのでこちらでも導入したいとのこと。

とりあえず、検討するのは良いと思います。でも、ネットやメールのリスクなどを理解した上でないと、何かあったときに対処できないのではないかと、運営委員会で何度も慎重意見を出しました。

でも、「電話連絡網→大変」「メール→早くて確実」という頭で凝り固まっている人たちには、全く通じないようでした。

確かに、いまどき自宅電話を数珠つなぎに回していく連絡網では、伝言ゲームのように内容が変わってしまったり、つかまらなくて時間がかかったり、うっかり飛ばしたまま忘れてしまったりと危険が一杯で、それを改善しようというのはわかります。

だからと言って、即業者の一斉メール、しかもお金がかかるものに変更するというのはいかがなものか。検討対象は、配信確認さえできない、行ってみれば「送りっぱなし」のサービスです。

現状、自分のところは班長さんが全員のメルアドを控えており、必要があれば一斉送信(メールの使えない人には個別に電話)。15~20分後までに返信がなければ電話をかける、という形で、だいたい30分以内には全部回っているようです。

それではいけないのか?、と聞いたんですが「それだと班長さん(委員さん)に通信費がかかる」というお答え。通信費出せばいいじゃないですか。年に一回使うかどうかの緊急連絡網に月額数千円出そうって言うんですから、各班長に通信費出すくらいどうってことないでしょう。

委員に出す通信料を惜しんで、相手が全員見たかどうかわからないメール、きちんと届いたかどうかも確認できないメールにはお金を払う。よくわかりません。単に仕事を楽にしたい、その一点で進んでいるようです。

そんな感じで、運営委員会では私が一人で慎重論をぶっていたわけですが、PTA会長と校外委員の間では着々と準備が進んでいたらしく、先日アンケートが来ました。

「ケータイ連絡網の導入を検討しています」という内容で、添付資料は業者からの「良い点」しか書いていないペラのパンフレット。そして、アンケートの選択肢は「賛成」「今のままが良い」「どちらでも良い」「その他」という、もう誘導が見え見えのもの。だいたい、「賛成」に対して「反対」という選択肢がないってどういうことでしょうか。

結果は案の定、「賛成」が圧倒的多数でした。一部私と同じように慎重論の方や、不安を感じる方がいたようで、いろいろな質問が来ていたようです。

私自身、周りのお母さんに聞いてみたところ、軽い考えで「賛成」と書いてしまったけれど「でも、すぐ見られると限らないじゃん」「遅れてくるかもしれないし」「サーバーだってダウンしないとは限らないんだよ」みたいに言っただけで、「そう言えばそうだよね」とコロッと慎重派に代わるような人がほとんどです。

なのに、運営委員会は、というか、会長&校外委員は「今まで慎重に導入の方向で議論を続けてきましたので」と、賛成多数を理由に強行する方向のようで。実際その場でも、数々のネガティブな質問一覧を見て、慎重な方に動いた方もたくさんいた、と見えたのに。

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