2006年11月 6日

ハンガリー国立歌劇場引越公演「トスカ」

この1月にプラハ国立劇場オペラ(スタヴォフスケー劇場)引越公演の「ドン・ジョバンニ」を観て以来、10ヶ月ぶりの生オペラです。

今回もいつもの最前列。オーケストラピットのすぐそばでした。今回見慣れない楽器がいろいろあって、思わず夫に聞いてしまいました。(結局よくわからなくて後で調べましたが。)ファゴットの隣にさらに長い管を二つ折りにしたようなコントラファゴット、一瞬サックスかと勘違いしたバスクラリネット、そして目の前には迫力のバス・トロンボーン。低音楽器が充実していたようです。

ピットに入りきらない人や、演出の都合のためか、指揮者の正面に小さなカメラがあり、これで舞台裏で歌ったり演奏したりする人たちに指示をしているのね、とつまらないことに気がついたり。

そして、肝心の演奏。

いやー、素晴らしかったです。

いわゆる一流どころとは違って有名歌手もいない代わり、バランスがいいし、若手中心なので生きが良くて。

主役二人(カヴァラドッシとトスカ)の歌手も、容姿に説得力がありました。(オペラ歌手って、容姿に難のある人が多いんだけど、お抱え歌手を使う場合、容姿端麗な人に当たる確率が高い気がします)。トスカ役の方は多少お年が行っているような気はしましたが、おおむね美男美女で、身長のバランスも良かったし。有名なアリア「歌に生き、恋に生き」「星は光りぬ」はまさに目の前で堪能させていただきました。

それにしてもトスカは壮絶な泥沼悲劇ですが、ラブ・ストーリーでもあるわけで、トスカとカヴァラドッシの絡むデュエット・シーンは、お互いの声がうるさくてたまらないだろうなー、と下世話なことを考えておりました。

スカルピアもいい感じだったのですが、何せ目の前にラッパ隊…。結構遠慮なく音を出していたので、時々かき消されていたのが残念。

何にせよ、生のオーケストラ、生の歌はアンプを通したものやCDとは違って、直接空気の振動が感じられて、改めて「良いなー」と思いました。これだから、地元のオペラ鑑賞は止められないんですよね…。

それにしても。

一幕終わるたびにカーテンコールはやり過ぎじゃないでしょうか(^^;)。内容はすごーく良かったんですが、手が疲れました…。

(余談)
この公演、西本智実さんが指揮をなさったところもあるみたいですね。
私が見たのはヤーノシュ・コヴァーチュさんの指揮でした。
西本さんの指揮って、テレビでしか見たことがないので、ちょっと見てみたかったなー。

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