2006年4月28日

池袋演芸場四月下席(林屋久蔵真打昇進披露興行)

池袋演芸場に初めて行ってきました。いや、この時期一番面白そうな興行はどこか?、と調べたらたまたまここになったんですが。

マジックのたね

マジックのアサダ二世さんが投げてくれた「抜けてしまった結び目」。ほどいちゃいましたけど。

現在四月下席は、昼の部に落語協会の「真打昇進披露興行」が行われており、ちょうどこの日は木久蔵の弟子、久蔵の番。当然師匠の木久蔵も出ますし、他にも馬風、さん喬、正楽といった豪華なメンバー。

池袋が少し遠いのがネックでしたが、湘南新宿ラインのおかげで乗換なしで行けるようになり、しかもこのハコはほぼ駅前。実際行ってみると、ドアツードアでは都内の定席4つのうち一番近いかも、と感じました。

中に入ってみると、ここは改装したばかりということで、今まで行った他の定席よりもかなりキレイでいい感じでした。地下にあるせいか、中はこぢんまりとしていて固定席は90程度。一番後ろでも高座からの距離はそれほどありません。二列目以降は、前の席の背中にテーブルがついているので飲食も楽そうでした。

私たちは例によって最前列中央に陣取って観覧。

前座は馬るこ。これだけでもトクした気分です。何しろ前座は選べませんから。
彼は馬風師匠の独演会で観ましたが、前座とは思えないくらい達者です。今回の「牛ほめ」も、他の人はないフレーズがあちこちに入っていて、座を温めるには十分でした。次に出てくるトップのひろ木が気の毒なくらい…。

この日のラインナップ。

  1. 林屋ひろ木
  2. 鈴々舎鈴之助
  3. アサダ二世
  4. 柳家はん治
  5. 林屋正雀
  6. 林屋時蔵
  7. ロケット団
  8. 鈴々舎馬風(ここで中入り)
  9. 真打昇進披露口上
  10. 翁家和楽社中
  11. 柳家さん喬
  12. 林屋木久蔵
  13. 林屋正楽
  14. 林屋久蔵
他の寄席と比べると、一人の持ち時間が長くて、一席一席ゆったり聴けるのが良かったです。演目の間、入れ替えの時間もそれなりに長くて、観る方も気持ちの切り替えができます。立ち見が出てくると、その入れ替えの間に前座さんが「お膝送りをお願いします」と座席整理をしてくれるのも他では見ない光景でした。

真打昇進披露口上では、本人以外の三人(さん喬、馬風、木久蔵)が口上を述べるのですが、噺家さんらしくユーモアあふれる内容で、予想に反して爆笑の連続でした。

その分(?)、さん喬と木久蔵は落語よりも久蔵へのつなぎ、という感じで噺が短めでした。さん喬師は踊っちゃうし。まぁ、木久蔵師に関しては間近でお顔を見られただけでも良かったかな。そういえば落語では木久蔵師の時だけ、マイクがせり上がっていました。声量が足りないのでしょうかね。

そしてトリの久蔵師。演目は「宿屋の富」

ごめんなさい、寝そうになりました(^_^;。すごい熱演だったんですけど、前半ちょっと空回り気味だったかも。新真打さんだから仕方ないかな。前回木久蔵一門会で観たときはもう少し肩の力が抜けていて良かった気がしたんですけどね。

今回妙に感銘を受けたのが、歌司師がマクラで言っていた「皆さん、今より若いときはないんです。今が一番若くて美しいんです」ってこと。至言ですわ。日々を大事に生きましょう、ホントに。

人気ブログランキング

コメントする

※コメントについて
どなたでもコメントいただけますが、スパム防止のため、メールアドレスを必須とさせていただいています。(ダミー可)
cookie取得が不調のため、サインインしていただけると幸いです。各種IDをお持ちでなくても、このブログに登録することができます。(「サインイン」を選んで「サインアップ」してください。)
なお、サインインしてもお名前等入力欄が表示されますが、空欄にしておいてください。