さて、「春のダンス祭り」第二部は「シャル・ウィ・ダンス?~有名人社交ダンス選手権~」。
この企画は去年の暮れに初めて放映されたのですが、プロダンサーと有名人がカップルを組んでそれぞれデモンストレーションを行い、プロ審査員4名と会場の一般審査員100名の合計点で競うというもの。暮れは3時間スペシャルで、9組からスタート。一回戦で9組中6組、二回戦で3組が勝ち残り、決勝は生放送で行われました。
この番組、アマチュアの競技会に出る今までの社交ダンス部と違って、単独のショーのような形になっており、一般人の席を奪わない、という点がとても良いです。競技会は相対評価なので、周りのレベルによって成績がかなり左右されますが、この形式なら自分の踊りだけに集中できますし、同じフロアに比較対象する組がいませんから、純粋に一組を集中して見ることができます。また、相手がプロなので、芸能人同士組む場合と比べて見栄えの点、練習時間調整という負担の点でもかなり良いのではないかと思われました。
片やダンス界にとっても、テレビ局とのタイアップで教室や教師の宣伝にもなりますし、万一このまま有名人の方がダンスにハマってくれたりしたら、お客さんとしても願ってもない存在になるわけで、うまいこと考えたな、と思ったものです。(でも、エンドクレジット見たらBBCの名前が…。なんとBBCのフォーマットを日テレが買ったらしいですね。イギリスでこういう番組が流行ったというのもちょっと意外。)
あと、プロ審査員として出てくる四人の元チャンピオンの先生。思いっきり辛口なのが結構ツボです(^_^;。特に大竹先生と篠田先生、何を言い出すか結構楽しみです。天野先生と田中先生は、現役時代リアルにライバルだったわけですが、隣同士に座りつつなんとなく火花が散っているような気がするのも笑えます。
今回レギュラー放送化に伴い、司会には初代チャンピオン(!)の松坂慶子が起用され、ナンチャンと組んで進めていくことになるそうです。松坂さんの司会は、豪華なセット、ゴージャスなフォーマルドレス、という雰囲気で行われるこの番組にピッタリという感じです。
以下簡単に今回の勝手な講評。
…と思ったけど、もう録画も取ってないし、印象の薄い人もいるので、気になった人(点)をちょっとだけ。
競技会と比べて、スタンダードは相手がプロな分、組んで踊る強みで良く見えますね。そういう意味で、角田さん、筋力があるからだと思うんですが、下半身の動きがとても良かったと思いました。シルエットやフットワークと言った基本的なところができていないのは期間を考えると仕方ないとしても、意外に良く見えて驚きました。
逆に、安めぐみさんは、たぶん相手の先生が「自分が連れて行けばいいんだから、同じぶら下がるなら反ってもらった方が見栄えがする」と考えたんでしょうね。どう見てもひっくり返っていて重そうでした…。それでもびくともしない先生、すごいなー、と感心。でも、しっかり審査員の先生方には見抜かれていましたね。
また、森三中の大島さんが、意外にちゃんと踊っていて驚きました。やはり、体重移動は体重のある人の方がしっかり感じやすいのかもしれません。
全体に感じたのは、前回の松坂慶子さんのようにダントツの人がいなかったこと。一応、前回同様芸能人の方がほとんどなので、皆さん自分をアピールする力にはとても長けていらっしゃるし、元々華もあるし、相手をするプロの先生もみな一流なので、きっちり引き立つように振付もしてありました。でもやはり練習期間の短さからか、振りをさらうので精一杯といった感じで、ダンスとして成立していたか?、という点で見ると、かなり厳しいというのが正直なところです。
次回はまた別の種目を踊ってくれると思うので、もう少し踊りに慣れたところでどの程度まで仕上げてくるか、楽しみに待ちたいと思います。
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