2005年7月31日

[ 映画 ]

映画「亡国のイージス」

待ちに待った映画がようやく公開されました。

「亡国のイージス」(goo公式サイト)

この原作小説を読んでから、一気に福井晴敏にハマッて、小説を片端から読破するわ、関連本も買ってしまうわ、ブログも毎回チェックするわと、自分の中では大変な騒ぎでした。

それにしても、今年見てきた「ローレライ」「戦国自衛隊1549」の微妙な出来に加えて、これだけの重厚な原作をどう映画化するのか、という不安もかなりあって、試写会の評判も逐一チェックしてきました。どうも、原作を読んだ人より、読んでいない人への評判の方がイマイチのようなんですけど。だったら原作にこれだけ思い入れありの自分は大丈夫?、とか。

少なくとも、キャスト・スタッフに関しては三作品の中で抜きんでていると思われるので、心して出かけた初日レイトショー。

大作がたくさん公開されているからか、シネコンの中ではかなり小さいスクリーンでの上映。でも、出かけてみると中は満席に近く、しかも見に来ている人の年齢層がかなり高いのに驚きました。ここの映画館、あまり年配の人って見かけないので。

そして、予告も少なめで始まった本編。

以下ネタバレは特にありません。

まだ公開さればかりなので詳しくは書きませんが、私自身はかなり満足しました。細かいことを言い出すとキリがないし「あれはどうなの?」と思った部分もあちこちあります。原作の大好きなエピソードもたくさん削られています(当たり前)。

でも、全体としてはとても良かったと思います。本物のイージス艦も、戦闘機も迫力があったし、カッコ良かった。そして何より、俳優さんたちの演技が良かったです。

そしてエンドロールが終わった後、劇場の中からはあちこちで「面白かったね」という囁きが聞こえました。なんだか自分のことのように嬉しかったです。

一緒に行った予備知識ゼロの夫、「イージスより『アイランド』が見たかった」と言っていた夫は「本筋は面白かったけど、枝葉がわからん」と言っておりました。まぁ、確かに、細かい説明はほとんどされていませんしね。特にジョンヒについては、名前さえわかりませんし。せめて役名、役職名テロップくらい出てくれるとだいぶ違ったかもしれません。それでも、福井三作品の中ではこれが一番面白かったと言ってくれたので、嬉しかったです。

そんなわけで(←どんなわけだ?)、私は最後までこの作品を応援します。

自分としては、もう一回くらい観て、原作を離れてこの映画を純粋に楽しみたいなぁ、と思っています。原作ファンほど、2回目、3回目の方が楽しめるということなので。

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コメント(4)

はじめまして。

予備知識ゼロの人には厳しかったかなというのが見ていた印象です。
読んでいるひとには楽しめたとおもいます。

Posted-by G3 :2005年7月31日 10:45

◆G3様
いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。

確かに、予備知識ゼロでは、途中に挿入される回想シーンも、ジョンヒの存在の意味もわかりづらいですね。

私としては、あの原作をよくここまで持ってきてくれた、と心から思うのですが、原作びいきだからこその見方だということは自覚しております。

Posted-by かれん :2005年7月31日 17:52

はじめまして。
「亡国のイージス」感想はほぼ同じです。細かい部分を挙げるときりがないですけど、よくぞ2時間にまとめてくれました。というところです。

原作を読んだときに一番わからなかったのが、艦内の構造で、何がどうなっているのか???と思いながら読んでいました。映画版では、小説で存分に表現されていた人間関係とその背景を大幅にカット縮小した分、小説では表現しづらそうにしていたアクションと艦内描写がとてもわかりやすかったので、満足でした。

個人的には、如月行を勝地君にしてくれてありがとー!!!って気持ちです。

Posted-by saba :2005年7月31日 20:34

◆sabaさん
いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。

確かに、原作を読んでいて一番想像しづらいのが艦内の構造ですね。私も読んでいてずいぶん混乱しました。
こういう部分は、映像でみないとわからないですね。

如月行役の勝地くんも確かに良かったです。ベテラン勢に負けていませんでしたね。
個人的には「あんたにだけは信じてほしかった」というセリフが削られたのが残念でした。

Posted-by かれん :2005年8月 1日 23:26

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