2005年2月11日

「申される」って変だよね

大河ドラマ「新選組!」が終わって1ヶ月。後番組の「義経」をはじめ、金曜時代劇の「華岡青洲の妻」、CSで昔の大河ドラマ「太平記」と、いくつか時代劇を見ております。

それで、「華岡~」は和歌山ことばなのでともかく、他の時代劇二本、見るたびに気になってます。

それは、尊敬語として使われている「申される」

目上の人が「おっしゃった」という意味で、当たり前に「申された」というセリフが何度も出てきます。「太平記」は15年くらい前のドラマですから、この頃にはもう使われていたわけですね。
もちろんこの二本に限らず、いわゆる時代劇ではしつこいくらい出てきます。気になります。

「申す」という言葉は謙譲語ですから、いくら尊敬の接尾語「れる」をつけたところで、尊敬語にはならないはず。本来は「おっしゃる」もしくは「おおせられる」「おおせになる」を使うべきでしょう。それを、家臣の会話の中で「殿がこう申された」なんて言われた日には、「アンタ殿様を見下してんのかい」と聞きたくなってしまいます。

その点、「新選組!」でこういう使われ方は一度もなかったと記憶しています。さすが三谷さん。「組!」批判をしていた時代劇ファンの批評家の皆さんは、時代劇の中のこういう「言葉の乱れ」をどうお考えなのか、とこれまた聞いてみたいものです。

それはともかく「華岡青洲の妻」は面白いですね。
あー、谷原章介さんの「スタこん」、見損なった…。

人気ブログランキング

コメント(2)

華岡・・・見てますよ。田中好子の演技も
上手いし、和久井映見も頑張ってますよね。
麻酔薬を自分の身体で試させるなんて・・・凄いことだわ。

時代劇内での言葉遣い、かれんさんの様に
気がつく人には、聞いていて聞き苦しい(?)
のでしょうね。日本語って難しいですよね。

Posted-by KAKO :2005年2月11日 17:48

KAKOさん、こんにちは。
「華岡青洲の妻」、原作読んでみたいです。
女の戦い、壮絶ですね。
でもやっぱり、谷原さんが気になったりして…。

時代劇の言葉づかいって、「新選組!」みたいに現代っぽく軽くすると文句を言う人がいるかと思うと、反面変な敬語が横行していて、そっちのチェックはどうなってるの?、とかなり気になっています。
言葉は生き物なので、「最近若者の言葉の乱れ」っていうのはある程度仕方ないと思うんですけど、時代劇はどうなんでしょうね。時代劇っぽくするために間違った使い方をするくらいなら、現代語でやってくれた方がいいんじゃないかと思っちゃいます。

Posted-by かれん :2005年2月12日 16:52

コメントする

※コメントについて
どなたでもコメントいただけますが、スパム防止のため、メールアドレスを必須とさせていただいています。(ダミー可)
cookie取得が不調のため、サインインしていただけると幸いです。各種IDをお持ちでなくても、このブログに登録することができます。(「サインイン」を選んで「サインアップ」してください。)
なお、サインインしてもお名前等入力欄が表示されますが、空欄にしておいてください。