2004年11月12日

「イグアナの娘」第七話・第八話

なんとなく書きそびれているうちに、どんどん溜まってしまっているので、今回は手抜きで二話まとめて…。

第七回はかをりの過去が明かされる。小学生くらいの男の子がボールを追って車道に飛び出すのを見て、思わず助けに走るかをり。それまでの彼女のキャラからは意外に感じられる。

普段休まないかをりが学校を休んだのを不審に思い、時計の日付を見て何か思い当たる昇。この日はかをりの弟の命日だった。かをりの弟は数年前に交通事故で亡くなっていたのだった。かをりの両親はその頃互いに浮気をしていて、その日もお互い別の相手と一緒にいて、息子の事故の責任をなすりあって離婚したそうだ。そして、かをりはどちらとも一緒にいたくない、ということで独り暮らしをしていることが判明。

一方、どんどん信頼関係を深めているリカと三上。ある日、二人はいつもの河原で話をしているが、三上が「そろそろ話してくれてもいいんじゃない? 何を抱えてるの? 私ならたぶんわかってあげられると思う」と切り出すと、リカは逡巡しながら、やはりどうしても本当のことが言えず、黙り込んでしまう。すると「そんなに私のことが信用できないの。友達になれたと思ったのに。あんたのそういうとこ、大っきらい。さよなら」と三上は去ってしまう。セリフだけ起こすと唐突なようだけど、実際には、彼女のいらだちがよく伝わってきた。いくらなんでもウジウジしすぎだもん>リカ。

翌朝学校であっても、三上は知らん顔。それどころか、ずっとリカに対して怒っている、という態度をとっている。寂しくてたまらないリカ。一度「友達」の存在を知ってしまったリカには、つらい。そして、自分と向き合うことから逃げるのをやめる決意をする。

さらに翌日、リカは思い切って三上に声をかける。「私、変わりたい。強くなりたい。だから、助けてほしい」と。「できるの?」と冷たい三上。必死にすがりつくリカ。途端に吹き出す三上。怒っていると見えたのはポーズだった。

そして、三上に背中を押されながら、リカは映画のチケットを買い、昇を誘う。チケットを買うときも、渡すときもガチガチなのが可愛い。必死にチケットを差し出すリカにあっさり「いつにする?」と聞いてくる昇。幸せそうなリカ。

デート当日。いそいそと駅に出かけていくリカ。改札の前で待つ。

その頃、昇はリカに会いに行く途中で、母親と一緒のかをりを目撃。かをりの母親は再婚するらしい。それで「これからはお父さんを頼りなさい」と言いにきたという。さらに追い打ちをかけるように「弟のことで私を責めるのはお門違いよ。あの子を一人にしたのはあなたでしょう。弟を殺したのはあなたよ」と、母親とも思えないような言葉。いくらドラマといっても、これはちょっとないんじゃないの?、とこの鬼母に憤ってしまう。

深く傷ついたかをりに近づく昇。昇に気づいたかをりは、弟が一人で外に出たのは、母親が言う通り、自分が弟のグチを聞きたくなくて、帰るのを遅らせたからだと自分を責め、泣きじゃくる。慰める言葉もない昇。そしてかをりは「一つだけお願いがあるの。今日だけでいいから、一緒にいてくれないかな?」

またですか? この人のこの言葉に、リカが何度泣かされたことか。と言っても、今回はリカとの約束のことは知らなかったみたいだし、実際一人でいるのがつらかったんだろうけど。

そんなこととは知らずに昇を待ち続けるリカに、母の声。「岡崎君なら来ないわよ。電話があったの。用事ができたんですって」。携帯が普及してない時代だからねぇ。今だったらまた違った展開なんだろうけど。

母と一緒に帰る途中で、かをりと一緒の昇を見かけてショックを受けるリカ。「岡崎君だってやっぱり迷惑なのよ。あなたみたいな子につきまとわれて」と追い打ちをかける母。リカが大事に持っていた、前回遊園地で昇と一緒に撮った写真を破り捨てる。そんな母に「私だって幸せになりたい。私だって『生きてて良かった』って思いたい」とすがるリカ。なのに母は「昔、あなたを殺して私も死のうとしたことがあるの。そうしていたら、私もあなたも幸せだったのかも…」とたたみかける。母が自分を殺そうとした、という事実に愕然とし、その場から走り去ってしまうリカ。その夜、リカはいつまでも帰って来なかった。(ここまで第七回)。

そして第八回。前回はかをり、今回は三上の過去が明かされる。

帰って来ないリカを心配し、三上に電話する父。町中を探し回る父と三上。そして、学校の片隅で、うずくまっているリカを三上が見つける。焦点の合わない目で三上を見るリカ。その目が校舎のガラスに移ったとき、そこに映るイグアナの姿に気づいて悲鳴を上げ、取り乱す。必死に抱き留める三上。「母にそこまで疎まれていた」という事実は、リカにとって何よりも重かったのだろう。

「リカが見つかった」という連絡にひとまず安堵する青島家。でも、リカはこのまま三上の家に留まることに。どうしても帰る気になれないのだった。まみは、何故姉がこういう行動に出たのか理解できず、両親に問いただすが、二人とも取り合わない。

ゆりこは納戸で、リカが昔買ってくれたスカーフを手にとっていた。「返してきなさい」と言ってしまったせいで、リカが自殺を図った、あのスカーフ。ゆりこの頭の中に別の回想が浮かぶ。リカのくれたスカーフに心から嬉しそうに「リカ、ありがとう。ママが欲しがっていたの、覚えていてくれたのね」とお礼を言う自分。嬉しそうなリカ。本当はそうしたかったのだろう。でもできなかった。それどころか、またリカを傷つけてしまった。どうしてこんなことに…、と涙にくれるゆりこ。スカーフを戻すと、ふと隅にあった絵に目がとまった。南の島の絵。隅には「Masanori.A」のサイン。夫が描いたものだった。

翌日リカは学校を休み、三上の家で過ごす。三上の母とケーキを作りながら、三上母娘の仲のよさをうらやむリカ。でも、三上は昔から明るかったわけではなかった。母によると、三上は小学校に上がる前から、中学を卒業する頃まで、家の外で言葉を発することができなかったのだという。幼児の時に、拾った財布を交番に届ける途中、落とし主に「お前が盗んだ」と決めつけられて、そのショックで話せなくなってしまったという。

そんな三上が立ち直ったきっかけが、「彼」の存在だったという。高校を卒業したらすぐに結婚する約束をしているという彼。その彼から中学3年のときにラブレターをもらってから、少しずつ言葉が出るようになり、その後劇的に変わったという話を聞き、リカは三上が「友達になろう」と言ってくれたときのことを思い出していた。「二人ならば、乗り越えられる。」その言葉の意味がようやくわかったリカだった。そして、三上の母の「この子を殺して自分も死のうかと思ったこともあったけど、そんなことしなくて本当に良かった」という言葉に、自分と母の関係を重ねたようだった。

夜、三上と一緒に出かけるリカ。そして、リカはついに三上に「自分はイグアナなの」と打ち明ける。「どんな突飛なことを言っても信じてくれる?」と何度も念を押した後の、「信じるよ」という言葉に、初めて母以外の人間に自分の真実を告白したリカ。一瞬驚いた三上だったが、次の瞬間、「あんたが何だろうと、私たちは友達でしょ」という三上。リカにとって、生まれて初めて、本当に心の底から信頼できる友人になったのだった。

そしてリカは家に帰る決意をする。その夜、翌日家に帰ることを三上に告げると、三上は次の日曜に二人で海へ行こう、と言い出す。心から楽しそうな二人。

翌日、父の動物病院へ顔を出すリカ。「帰って来てくれてありがとう」という父。そこへ急患が飛び込んでくる。猫の帝王切開に立ち会うリカ。無事生まれた子猫を前に、父は「『自分なんか生まれてこなけりゃ良かった』なんて思うことだけはやめてくれ」と言う。

父と一緒に家に帰るリカ。ゆりこはイグアナ姿のリカを見て複雑な表情を浮かべていたが、用意していた夕食はリカの好物だった。ゆりこはあの南の島の絵に何かを感じたのだろうか。

追試以来、すっかり仲よくなったリカとまみ。リカをずっと心配していたまみも、リカが明るくなって帰って来たので嬉しそう。そして、リカは「今度友達と海に行くの。いいよねぇ、友達って」としみじみ言う。心から幸せそうに…。

そして日曜日。いそいそと出かけるリカ。なんか前回も見たような景色だなぁ…。一方家で慌ただしい三上。出掛けに彼から電話がかかってきて、約束に遅れそうなのだろうか、走る、走る…。なんか、この風景、見たなぁ。たぶん本放送で見たんだ。あぁ、たぶんたぶん、そうなるんだ……。・°°・(>_<)・°°・。。

三上を待っているリカ。先週とまったく同じ風景。いやだいやだ、それだけは…。

信号に引っかかる三上。時計を見て、焦る。おざなりに両側を見て、赤信号を渡る…。車の陰からトラック。あぁ、やっぱり。三上のバッグが飛ぶ。三上の部屋に飾ってある、彼と一緒の写真にズーム。屈託のない笑顔が悲しい。

待っているリカのところに走ってくるまみ。リカの顔色が変わって走り始める。走る、走るリカ。転んでも立ち上がって、なお走る…。

なんだか、事態が好転するたびに、これでもか、これでもかと痛めつけられるリカが痛々しい。次は続けて見ようっと。

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コメント(4)

かれんさんおばんです。今日は月曜ざます。すっかりカキコが遅れてしまいました。実は今日会社帰りにインフルエンザの予防接種をしまして、左腕が痛いのです。しびれている感じです。良く揉んだのですが・・・それでは7話を観た感想を述べます。たしかにこの回のかをりは少し違う感じですね。彼女も辛い過去を背負っているのですね。また妹の態度もかわったのですね。姉を応援するようになってきましたね。かわらないのは母!河原での着衣はいかに。ピンクの服にピンクの傘・・・歩けね~しかし、いつも感じるのですが、かれんさんの解説は良く解りますよ。しかも小生のカイコについても的確にカキコしていただいているし。かれんさんがごらんになったのは2004年11頃ですよね。そのころろの記憶があるのですから、さすがです。ここで報告です。エルトンジョンの「YOUR SONG」を中古屋で買っちゃいました。ベストアルバムですが、帯に「イグアナの娘」挿入歌!!って書いてあります。良い曲ですね。あ~母に衝撃の告白をうけたリカは今後どうなるのかしら。心配心配。さらに腕がいたくて「こまった」脈絡のないカキコですみません。

Posted-by こまった :2007年12月 3日 23:19

こまったさん、いらっしゃいませ。
いつもありがとうございます。

今回はエントリが二本分なので、コメントもしづらかったかと思います。
やっぱり横着はいけませんね、と今頃思います(^^ゞ。

このドラマに関する私の記憶ですが、コメントをくださる方がいるたびに自分の文を読み返してしまうので、補強されていると思います。
そんなに何もかも覚えていないですよ(^^ゞ。
でも、実際書いた時点ですっごくがんばって思い出しているので、その点は「見ただけ」のドラマとは違うかもしれません。

エルトンジョンの"YOUR SONG" は良いですね(^^)。
私もたぶんiTunesに入っています。

インフルエンザの注射跡、お大事に。

Posted-by かれん :2007年12月 4日 12:43

どうもです。すっかり書き込みが遅れてしまいました。実は今日第9話の日なんです。「働きマン」が30分遅れで始まったので、さー今から録画しておいた第9話を見ようかと思ったのですが、カキコしていないとこが気になって。簡単に8話の感想を述べます。持つべきものは友ですね。三上さんは凄いです。あたしゃ「実は私イグアナなの」って言われたら・・・そんなの関係ねえ~じゃすませられません。うい~三上さんも過去があったからですかね。見ていて違和感はなかったです。クサクもなかったですね。でも最後に車にひかれたところで終わってるので、なんとなく結果がわかります。また私のせいで・・・ってなるんでしょうね。波瀾万丈な人生ですね。話しは変わりますが、今年のインフルエンザの予防接種はきついですよ。やっとインフルの症状が抜けました。くしゃみ、鼻水がすごくて関節痛と熱が出ないことが本当のインフルとちがうことですかね。今年は3種混合の注射らしく、副作用があるみたいです。みごとにはまって「こまった」

Posted-by こまった :2007年12月13日 00:19

こまったさん、いつもありがとうございます。

書き込みは義務ではないので、無理なさいませんよう(^^ゞ。
三上さんの話、重かったですね。
せっかくここまでわかりあえたのに…って、本当につらい引きでした。

インフルエンザの予防接種、私は子供のころに副反応がひどかったので受けないんですよ。
でも、そのせいでインフルエンザの恐怖と毎年闘ってます。(でもここ数年罹ってないんですが…。)
子供も似たような体質だから、と受けさせていないんですが、こっちは毎年罹ってます。今年は早いようなので油断なりませんね。

Posted-by かれん :2007年12月13日 13:41

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