2004年9月 9日

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「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」ようやく読破

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻
J. K. ローリング, J. K. Rowling, 松岡 佑子

発売日 2004/09/01
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2日から読み始めて、空き時間を可能な限り費やして、ようやく読破。長かった。

前作から想像できたこととはいえ、今回はファンタジー色がかなり薄いと思った。心理描写部分が細かく、しかも多いのだが、つらいことに私自身は登場人物にほとんど感情移入ができなくて、イライラさせられ通しだった。

私としては「ハリポタ」は、もっと夢のような、神秘的な魔法世界で「闇の帝王と戦う健気な少年」の物語を期待してしまうので、あまりにも人間くさくて欠点だらけのハリーにどうしても肩入れできず、ちょっとつらかった。まぁ、それがいい、という人も多いので、私は違った、ということにしておく。

読み終わって、わくわくしたところ、楽しかったところを思い出そうとしても、ほとんど思いつかないのだけど(ウィーズリー家の双子くらいだろうか)、それでも時間を惜しんで読んでしまったのだから、実は作者の思うつぼにはまっていて、この物語に惹かれているといえるのかもしれないが。

今回ひとつ感じたのは「この翻訳、なんとかして」ってこと。特に、術の名前(「姿現し」とか「姿くらまし」とか)や、「死喰い人」「隠れ穴」「漏れ鍋」他、この世界独特の固有名詞を、無理やり日本語に置き換えているのがちょっと…。いや、それが美しくて、わかりやすい日本語ならともかく、とてもそうは思えない。よほど「O.W.L」のように、「英語で書いて日本語ルビ」程度にしておいてほしかった。

あと、おかしな「フォントいじり」。妙なところが太字になってたり、色が薄くなってたり…。原書でそんなことしてるとは思えないんだけど。

他の表現方法も、原書を読んだ人のレビューを見ると、かなり無理な訳し方がされているようなので、今更だけど原書に当たってみようかと、ちょっと思っている。

原書が出たときは「そこまでして読まなくても…」と思ったんだけど、今となっては、逆にそっちのほうが読んでみたい。

それにしても、作中で情報を与えられず、何が起こっているのかわからずにイライラする思春期のハリーに対して、同じように「情報を与えられず」そして、そのせいで無茶な行動をする彼にさらにイライラする自分…。読後感ははっきり言って良くない。6巻が楽しみとも思えない。

でも、6巻はきっと、原書が出たら(ペイパーバックでいいかな)そっちを読んでみようと思っている。日本語版は…、子供が大きくなったときのためにきっと買うだろうけど。

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コメント(2)

おはよう!
実はわたしまだ読んでないの・・・。
注文するのが遅かったし、知り合いの本屋さんに頼んだから。
まだこないみたい。
他の本屋には 一杯並んでいるのにね・・。
まぁ、知り合いだから売上協力しようと
おもったんだよね。
気長に待ちますわ。

Posted-by じゃすみん :2004年9月16日 09:31

じゃすみんさん、こんにちは。
そろそろ旅行に出発なさった頃でしょうか。

今回は予約の方が時間かかってるかもしれませんね。店頭はどこも山積みだけど。

読んだらぜひ感想聞かせてください。

Posted-by かれん :2004年9月17日 12:58

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