2004年9月24日

ビオトープ

ビオトープ

夫が勤務先の学校で「ビオトープ」を作っている。

前々から作りたいと言っていたのだが、今まで何人もの先生がトライしては失敗していたとかで、学校側は消極的だったらしい。

なんとか、1年の約束で、元々稲を植えていた場所を借りて、水づくりから始めたそうな。

かなりの藻や草、そしてミジンコのような微生物が大量発生したのを確認して、この夏前にメダカを100匹買ってきて投入した。

しばらくの間、毎日のように、「だんだんメダカが減ってるんだよ」「そろそろ追加しないとダメかなぁ」なんて残念そうに言っていたのだが、ある日、目を輝かせて帰って来た。

「今日、水の中をよく見たら、シラスみたいなのがいっぱいいた!」

どうやら、繁殖に成功したらしい。

その後は、トントン拍子に数が増え、大きさの違う稚魚が、それこそ「うようよ」泳いでいるような状況になった。その頃私もたまに見に行ったが、本当に、体長数ミリの、まさに「シラス」をはじめ、1~2センチの小型のメダカもたくさんいて、いくら見ていても飽きない。

そのうち、トンボがやってきて卵を産み、ヤゴがたくさん発生したり、カエルが入ったりと、なかなかバラエティ豊かな「池」になってきている。

8月には、子供が縁日で赤い和金を12匹とってきたのを放してみた。最近は姿を見ることはないが、きっと奥のほうで元気にしているのだろう。

そして、昨日は、我が家の水槽で1年以上飼っていた「タナゴ」を一匹そこに放した。

このタナゴ、オスなのだが、体が大きく、気が荒くて、年がら年中水槽の他の魚たちを追い回している。先日まではメスのタナゴもいたので、だいたい追いかけられるのはそのメスだけで済んでいたが、そのメスが死んで以来、メダカだけでなく、金魚にまでケンカを売るようになり、金魚はストレスが溜まってドジョウ用の土管に入るようになってしまった。

このままでは水槽の平和が保てない、というので、2~3日前、ミニ水槽に隔離したのだが、このままミニ水槽を置いておくのも大変なので、ビオトープに行ってもらうことにした。そこなら、彼の有り余るエネルギーもじゅうぶん発散できることだろう。

水の中に入れると、タナゴはなんだか戸惑っているようだったが、次の瞬間、砂煙を上げて泳いで行ってしまった。赤い金魚でさえ見つからない、草の生い茂る広い池。背中の黒いタナゴを見つけることは、もうできないかもしれない…。

(9/24 21:40 写真追加)

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