2004年6月26日

「柳家花緑独演会」

先週は土曜日のオペラに引き続き、日曜日に、地元の文化会館で「柳家花緑(やなぎや かろく)」さんの独演会があったので行ってきた。

にほんごであそぼ」で、最初は「じゅげむ」を、最近は「小噺」や「しぐさ」をやっている落語家さんである。

落語って前から興味はあったが、なかなか機会もないし、「にほんごであそぼ」で見知った顔だし、料金もリーズナブルだったので、またまた夫と二人で行ってきた。

本当なら子供を連れて行きたかったが、「未就学児入場不可」ということで、残念ながらお留守番。

「にほんごであそぼ」効果か、会場には小学生らしき子供も結構来ていたが、ほとんどのお客さんは、その番組の存在すら知らないようだった…。

行って初めて知って驚いたことがいくつもある。

・柳家花緑は人間国宝、故「柳家手小さん」の孫である。

・ダンサーの「小林十市」(今は「からだであそぼ」に時々出てるが、昨年まで「モーリス・ベジャール・バレエ団」のトップだったそうな)は花緑の実兄である。

・女性落語家の「林屋きく姫」は花緑の婚約者である。

まぁ、落語界・落語好きな方の間では当然すごく有名な話らしいのだが、夫も私も全然知らなかったので驚いた。一応これでも職場では「何でも知ってる」ことになってるのになぁ。

独演会のほうは、前座のお弟子さんが一席、花緑さんの「平林」のあと中入り、中入り後は紙切りの林屋二楽さん(この人もすごかった)、最後に花緑さんの「子別れ」という演目だった。

前座の柳家初花(しょっぱな)さんは、ちょっと…だったのだけど、さすがに若手No.1と言われる花緑さんは全然違った。

「にほんごであそぼ」の話も結構長々としていて、じゅげむを撮ったときの様子から、その後反響を聞かされて今の準レギュラーになるまでのいきさつなど、「にほんご」ファンの私には興味津々な内容。たとえば、今、「小噺」のコーナーでやっている「駄洒落」は、実は婚約者の林屋きく姫さんがほとんど考えてくれたものなのだとか(花緑さんはだじゃれが苦手だそうで)。

当然、番組で流れている「3分版じゅげむ」もナマで演ってくださった。私自身はテレビでいつも見ているので「おぉ~、ナマだぁ」くらいだったけど、会場は大爆笑。ナマで観ると、この一体感がなんともいえない。

もちろん、古典も良かった。噺にスピード感があって、若々しくて、随所に現代風の表現を取り入れて飽きさせず、すっかり引き込まれてしまった。

帰りには、子供のお土産にDVDと、夫は本を一冊買って、その場でサインをいただいた。

現金なもので、最近ちょっとまじめに見ていなかった「にほんごであそぼ」を、今週は「今日は花緑さんのコーナー、あるかなぁ」なんて、とても気にして見てしまった。ついでに、買ってきたDVDを見て、「目黒のさんま」の殿様が、志村けんさんのバカ殿にそっくりで、また爆笑。「じゅげむ」のCDも買ってしまい、職場で昼休みにヘッドホンで聴いていて、こらえきれずに笑って上司に目一杯不審がられ…、と、すっかり「にわか花緑ファン」となってしまった。

また機会があったら、今度は「寄席」に行ってみたいと思っている今日この頃。

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